ささむけ・ささくれの症状とは?
ささむけやささくれは、指先の皮膚が小さく裂けてしまう現象で、多くの場合、指の側面や爪の周りにできることが特徴です。乾燥していると特に起こりやすく、ちょっとした引っかかりで皮膚が裂け、痛みや不快感を伴うことが多いです。
また、放置しておくと裂けた皮膚がさらに大きく剥がれてしまい、深い傷になりやすいため注意が必要です。時には出血を伴い、感染症を引き起こすリスクもあります。
指先は日常生活でよく使う部位なので、ささむけやささくれがあるとちょっとした動作でも痛みが走り、不便を感じることも少なくありません。特に冬場の乾燥した季節や水仕事の多い人に見られやすい症状です。
ささむけ・ささくれの原因
ささむけやささくれの主な原因は、皮膚の乾燥と外部からの摩擦や圧力です。
乾燥
特に乾燥が進むと皮膚のバリア機能が低下し、爪周りの皮膚が裂けやすくなります。寒い季節や空気が乾燥する環境では、指先の水分が失われやすくなり、これがささむけ・ささくれの大きな要因となります。
水や洗剤多用
また、頻繁に水に触れる方や、強い洗剤や消毒液を使う機会が多い人も、皮膚がダメージを受けやすくなります。
栄養不足
さらに、栄養不足も関係しており、ビタミンAやビタミンC、タンパク質が不足すると皮膚の健康が損なわれやすく、指先が乾燥しやすくなり、裂けやすくなるのです。
癖による悪化
爪や周りの皮膚を無理に剥がしたり、かじるクセがある場合もささむけが悪化しやすくなります。
ささむけ・ささくれが爪に与える影響
ささむけやささくれは爪そのもののトラブルではありませんが、爪周りの皮膚がダメージを受けると爪の成長環境に影響を与えます。
爪の根元や周辺が傷つくことで、爪が正常に成長しにくくなることがあり、爪が薄くなったり、割れやすくなる原因になることがあります。
また、ささくれ部分を無理に引っ張ってしまうと、さらに深く裂けたり、痛みを感じるだけでなく、出血や細菌感染のリスクが高まります。特に細菌や真菌が入り込むと、炎症を引き起こして指先の腫れや痛みを引き起こし、爪の成長にも影響を及ぼします。
健康な爪を保つためには、爪周りの皮膚のケアをしっかり行い、指先の乾燥やダメージを予防することが大切です。
自分でできる対策とセルフケア
ささむけやささくれを予防・改善するためには、まず指先の乾燥を防ぐ保湿ケアが基本です。
保湿
ハンドクリームやキューティクルオイルをこまめに塗り、特にお風呂上がりや寝る前にしっかりと保湿しましょう。
外部からの刺激を減らす
手袋をつける習慣を取り入れると、保湿効果を高めつつ外部からの刺激も減らせます。水仕事をする際は必ず手袋を着用し、手のダメージを最小限に抑えましょう。
バランスの良い食事
栄養面では、ビタミンA、ビタミンC、そして皮膚の再生に役立つタンパク質を積極的に摂ることが重要です。野菜や果物、ナッツ類、魚、卵などをバランス良く取り入れることで、肌や爪の健康を内側からサポートできます。
無理に引っ張ったり、むいたりしない
万が一ささむけができた場合は、無理に引っ張らず、清潔なハサミで切ることが感染予防にもなります。
まとめ
ささむけやささくれは、乾燥や摩擦、栄養不足などから生じる指先のトラブルであり、放置すると痛みや感染の原因となり、爪の成長にも影響を与えかねません。
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