ジェルネイルで巻き爪になる?巻き爪補正とジェルは相性が悪い!

当サロンでは、巻き爪補正とジェルネイルのセットメニューは提供していません。なぜなら、ジェルネイルは巻き爪の症状を助長する場合があるからです。

ジェルネイルは足元のおしゃれとしても多くの方に親しまれています。特に夏には、サンダルなどで見える足の指先を美しく保てるため、ジェルを楽しむ方が多いでしょう。

しかし、足の爪に施すジェルネイルは、長く続けることで巻き爪を引き起こしやすいことがあります。ジェルの硬化や、爪を伸ばしがちになること、爪が薄くなること、乾燥などが原因で、爪が巻き込むように変形し、足の指に痛みをもたらすことも。この記事では、ジェルネイルが巻き爪の症状を助長する原因について詳しく解説します。

ジェルの硬化による爪への圧力


ジェルネイルを足の爪に施す際、ジェルの塗布後にUVまたはLEDライトで硬化させます。この硬化プロセスにより、爪の表面が強固な層で覆われ、爪が柔軟に動くことが難しくなります。

通常、足の爪は歩行や靴の圧力に対して自然に微調整されますが、硬化したジェルの影響で柔軟性を失うと、爪が圧力を逃がしにくくなり、巻き込みやすい状態になります。

また、硬化したジェルが爪の表面を圧迫するため、爪の根元(爪母)にも影響を及ぼし、爪の成長に悪影響を与えることもあります。これが繰り返されることで、爪が内側に巻き込むようになり、痛みや違和感、最終的には巻き爪となるリスクが高まります。

ジェルネイルをしていると爪を伸ばしがち

ジェルネイルは長期間その美しさが持続するため、一度ジェルネイルをすると1ヶ月程度はそのままにする人が多いでしょう。そのため、ネイルオフした時に、思ったより爪が伸びている経験をされた方も多いのではないでしょうか。

足の爪を伸ばしすぎることは巻き爪の原因になります。特に足の爪は、長くなりすぎると靴の内側で強く押され、結果として爪の両端が内側に巻き込みやすくなります。

爪が内側に圧迫される状態が続くと、爪の形が変形し、巻き爪の発生率が高まります。さらに、伸ばしすぎた爪は歩行時にトラブルが生じやすく、健康な爪の成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。

ジェルを楽しむ期間が長引くほど、この巻き込みリスクが増大するため、適切な長さを維持することが重要です。

爪が薄くなりやすい


ジェルネイルを頻繁に施すことで、爪が薄くなることも巻き爪を引き起こす原因の一つです。

ジェルネイルの除去時にファイルやアセトンを使用することが多く、これが爪の表面を削ったり、爪の水分や油分を奪ったりしてしまいます。爪が薄くなると強度が低下し、靴や地面との接触に対しての抵抗力が弱まります。

その結果、爪が自然に内側に巻き込むようになり、巻き爪が発生しやすくなります。また、薄くなった爪はダメージを受けやすく、健康な爪の成長を阻害するため、巻き爪に対する耐性も低下してしまいます。ジェルネイルを繰り返し楽しむ際は、爪の状態を確認し、定期的に休息を設けることが大切です。

爪の乾燥も巻き爪の大敵


ジェルネイルの施術中や除去の際に使用されるアセトンやファイルにより、爪が乾燥しやすくなります。乾燥した爪は弾力を失い、割れやすくなるほか、内側に巻き込みやすくなります。

乾燥が進むと、爪の周りの皮膚も荒れてきて、巻き爪が悪化しやすい環境が整ってしまうため注意が必要です。また、乾燥した爪はささくれやささむけを引き起こしやすく、そこから細菌が入り、炎症を引き起こす可能性もあります。

こうしたダメージの蓄積によって、健康な爪が育ちにくくなり、巻き爪が治りにくい状態が続いてしまうことも。

ジェルネイルを楽しむ際には、日頃から保湿ケアを行い、爪の乾燥を防ぐことが大切です。

まとめ


夏はジェルネイルを楽しみ、足元のおしゃれを満喫する方も多いでしょう。

冬は爪にとっての休息期間として活用し、巻き爪の補正や健康な爪へのリセットを行うのもおすすめです。

巻き爪が気になる方は、ジェルをしないこの季節に専門のケアを取り入れ、爪を健康に整えましょう。そして来年の夏に向けて、再びジェルネイルを楽しめる準備をしてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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